東峰村に行ってきました。その2

こんにちは!橋口です。

 

先日の米村職員に引き続き、私も8/23(水)にボランティアとして九州北部豪雨で被害を受けた東峰村へ行ってきました。

 

 

 

米村職員のボランティア活動から一か月たっており、大きな道路については片道斜線区間がありながらも通行できる状態になってはいましたが、奥の方は復旧関係の車両しか通れない箇所もありました。道すがらの景色では、家が濁流で押しつぶされ屋根しか残っていなかったり、家屋の半分が流され映画の「セット」のように日常生活を残して手つかずのままだったりと、まだまだ目を疑うような状態でした。
 

 

 

 川の向こうには道路があったようだが崩れ落ちている

 

 

 

そのような中、私が担当させていただいたのは、集落から少し外れた小さなお堂周りで、その脇にある小川が豪雨の際に流れ込んだ土砂で水が流れなくなったため、水路を塞いでいる土砂を取り除いて水路を復旧し、更に大雨の際に再び土砂が流れ込まないよう土のうを用いて新たに土手を作るというものでした。重機が入れない場所の為、人海戦術での作業です。

 

 

 

私たちが到着した時には水路はきれいに出来上がっていたので、掻き出した土砂等から土のうを作るところから始めました。私にとっては土のう作りも土手を作ることも、初めての作業です。幸い、ちょっとした林の中での作業だったので直射日光で体力を消耗するという事はなかったのですが、それでも真夏の日中の作業、プラス慣れないシャベルを使っての土のう作りや積み上げは、最初のうちはちょっと大変でした。
 

 

 

 

現場では、私を含め総勢10名ぐらいのボランティアで作業を行いましたが、私すらまだまだひよっこの部類に入るほど、60代後半~70代のシニア世代の方々が多く頑張っておられました。当初はこの日一日の作業で約50メートルほどの土手を作れるのかと思っていましたが、シニアの方々を筆頭に効率よく作業を進め、午後の早い段階でほぼ出来上がってしまいました。
 
 


 

「人の力ってすごいですね!」と災害ボランティア初体験の方々と話しあい、若干感動すら覚えました。併せて、頑張るシニア世代のボランティアの方々の姿を見て、私たちの諸先輩方が、どのように日本を支えてきたのかと考える機会となりました。

 

 
 
 

 

 

綺麗な水が再び流れ出した小川。水は冷たく、冷やしタオルを作るのにもってこいでした。
最後に、この作業を要請された小川の隣の家主さんがお見えになり、ご挨拶をさせていただきました。腰の曲がったかわいらしいおばあちゃんで、何度も何度も「暑い中、作業をしてもらって申し訳なかった」と言って頭を下げていました。聞けば、何か困ったことがあったらボランティアを出せるので電話をしてほしいと行政の方からも言われていたようですが、人にお願いするのは気が引けて依頼も出来ず、でも自分では作業も出来ないし、と色々考えた結果、思いきって要請をされたそうです。きれいになった小川とお堂周りを見て「お願いして良かった」と言って下さいました。他にも、この方のように気が引けて人に依頼できないという方が多くいるようです。

 

 

作業前の写真が無く比較できないのが残念だが、とてもきれいになった現場
 

 

曲がった腰より更に頭を下げ、何度もお礼と「申し訳ない」を繰り返すおばあちゃんに、一人のボランティアさんが「お互い様ですよ」と言っていました。本当にその通りだと思います。頼り、頼られる社会の雰囲気づくりも大切なのだと、私自身もとても良い経験と学びを得ることが出来ました。この経験を次に活かせるよう、日々の業務にも取り組みたいと思います。

 

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